「面接の準備の仕方がわからない。」
「面接ではどんな質問をされるのだろう、どう答えれば正解なのだろう。」
初めて転職する看護師さんの中には、一人で面接を受けることに不安を感じている方も多いのではないでしょうか?しかし、事前にしっかりと準備をしておくことで、緊張せずに面接を受けることができます。
今回は、よく聞かれる質問や面接の流れについて詳しくご紹介します。
目次
看護師面接の簡単な流れ
ここでは、面接の流れを簡単にご紹介します。
実際の流れを知り、イメージすることで、リラックスした気持ちで面接に臨むことができます。
(1)入室
面接会場に到着したら、時間通りに受付を済ませ、指定された部屋に入ります。
面接では、特に第一印象が大切なので、礼儀正しく振る舞いましょう。面接室に入るときは、ドアを3回ノックし、返事があったら「失礼します」と言ってドアを開け、静かに閉める。
「どうぞ」と言われたら、面接官が座ってから一礼して座ります。
(2) 自己紹介
面接では自己紹介を求められます。自己紹介は1分程度で簡潔に。一般的な流れは、氏名や職歴などの基本情報を伝え、志望動機を簡単に説明した後、「本日はよろしくお願いいたします」と言います。
自己紹介が長すぎると、その後の面接がスムーズに進まないこともありますので、1分程度に収まるように練習しておきましょう。
今回は回答例をいくつか紹介しますので、迷ったら参考にしてください。
(3)志望動機などの質問
自己紹介の後は、志望動機など面接のような質問をされます。志望動機はほぼ必ず聞かれる定番の質問ですが、「他に内定はありますか」など、やや答えにくい質問をされることもあります。
予想外の質問に焦るかもしれませんが、落ち着いて答えることを意識しましょう。
(4)仕事内容などの説明
志望動機を聞かれた後、「何か質問はありますか」と聞かれることが多いです。詳しい仕事内容や制服など、入社後の仕事について聞かれることもあります。
採用担当者の話をよく聞き、悪い印象を与えないように注意すれば十分です。
(5) 逆質問
面接の最後に、採用担当者や会社に質問したいことはないかと聞かれることが多いです。
特になければ答える必要はありませんが、熱意ややる気をアピールするために何らかの逆質問を用意しておくと良いでしょう。ただし、面接中に出たことを質問してしまうと、採用担当者に「話を聞いていない」と思われてしまうので注意しましょう。
(6) 退室
面接が終わったら、面接してくれた採用担当者にお礼を言って退室しましょう。面接が終わると、ホッとして緊張がほぐれるかもしれませんが、最後まで気を抜かず、礼儀正しく振る舞いましょう。
面接後にお礼のメールを送っても送らなくても構いません。
看護師の面接でよくある質問
本記事の最後に、看護師の転職面接でよく聞かれる質問に対する回答をまとめました。面接当日に慌てないよう、疑問や不安は事前に解消しておくことをおすすめします。ぜひお役立てください。
フォローアップの質問はどのようにすれば良いですか?
面接の最後に「何か質問はありますか?いいえ」と答えると、積極性がないと判断される可能性がありますので、いくつか質問を用意しておくと良いでしょう。
以下の質問リストをご参考にしてください。
質問内容 | 質問の例 |
職場環境について |
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研修・教育体制について |
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入職前の期間について |
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このように、入社やスキルアップに対する前向きな姿勢が伝わる内容であれば、好印象を与えることができます。給与や待遇面ばかりを細かく質問すると、待遇面だけで、会社を選んだ人と誤解される可能性があります。