看護師の国家試験対策「レビューブック」と「QB」を活用!上手な勉強法

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看護師国家試験に向けて、多くの受験生が悩むのが「どの教材を使うべきか」「どうやって効率的に勉強すればいいのか」ということ。そんな中、ほぼすべての受験生に支持されている定番教材が、「レビューブック」と「QB(クエスチョン・バンク)」です。この2冊を上手に活用することで、合格への道がぐっと近づきます。本記事では、それぞれの教材の特徴やメリット、そして効果的な使い方と勉強法を詳しく解説します。
レビューブックとは?国家試験の要点集
「レビューブック」は、メディックメディアが発行している看護師国家試験対策用の参考書で、膨大な看護知識の中から、国家試験に出題される可能性が高い内容を厳選してまとめた一冊です。
その特徴は、「コンパクトにまとまった情報量」と「視覚的に整理されたレイアウト」。イラストや図表、色分けされたキーワードが豊富に使われており、重要なポイントを一目で確認できます。また、過去問の出題実績がマークされているため、国家試験でよく問われる項目が一目で分かるのも魅力です。
「辞書的な使い方」もできるため、わからない用語や苦手分野をピンポイントで調べて補うことができ、復習において非常に役立ちます。
クエスチョン・バンク(QB)とは?過去問から学ぶ実戦書
「クエスチョン・バンク(QB)」は、こちらもメディックメディアが発行している国家試験対策用の過去問題集です。過去10年分以上の国家試験問題と丁寧な解説が収録されており、まさに“問題演習を通して知識を定着させるための本”と言えるでしょう。
解説の充実度が非常に高く、なぜその選択肢が正解なのか、他の選択肢がなぜ間違っているのかが明確に説明されています。さらに、レビューブックと連携した「参照ページ番号」が記載されているため、問題を解きながら該当するレビューブックのページを確認することができます。
QBは、ただ答え合わせをするだけでなく、解説を読み込みながら知識を深めていくことが重要です。
レビューブックとQBの上手な活用法
国家試験対策では、単に「読む」だけ、「解くだけ」では不十分です。レビューブックとQBは相互補完的に活用することで、学習効果を最大化できます。
まず、授業や学校のカリキュラムに合わせて、レビューブックを使って基礎知識を固めることが第一歩。必要に応じてマーカーを引いたり、自分の言葉で書き込んだりすることで、オリジナルの「自分用レビューブック」を育てていきましょう。
次に、ある程度の知識がついた段階でQBを使った演習に移行します。過去問を解きながら、「なぜ間違えたのか」「どこがあいまいだったのか」を確認し、そのたびにレビューブックに戻って復習します。これを繰り返すことで、知識が点ではなく線としてつながっていきます。
また、QBに出てくる選択肢は細かい知識の確認にも適しているため、正解以外の選択肢にも注目して、すべてを解説ベースで理解する意識が大切です。
上手な勉強法 インプットとアウトプットをバランスよく
国家試験の学習では、「覚えること(インプット)」と「問題を解くこと(アウトプット)」のバランスが重要です。まずはレビューブックでインプットを行い、理解があいまいな部分はQBで実際の問題に触れながら補強していきます。
たとえば、午前中にレビューブックで循環器の内容を読み込んだら、午後にはその範囲のQBを使って過去問を解く、という形が効果的です。1日の学習において、インプット→アウトプット→復習という流れを意識すると、効率的に知識が定着していきます。
また、間違えた問題や不安な部分には付箋や印をつけておき、週末に「間違い直しノート」や「復習タイム」を設けて見直すことで、記憶の定着率がぐっと上がります。
レビューブックとQBは国家試験対策の最強タッグ
看護師国家試験は、ただ丸暗記するだけでは通用しない試験です。知識を正確に理解し、適切に活用できるようにするには、「レビューブック」と「QB」の併用が非常に効果的です。
レビューブックで学習の土台を作り、QBで知識を実践に活かす。このサイクルを繰り返すことで、出題傾向に強くなり、実力が着実に伸びていきます。
日々の勉強に不安を感じている人こそ、これらの教材を信じて、自分なりの活用法を見つけてください。国家試験という大きな壁も、しっかりした準備があれば必ず乗り越えられます。
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