人間関係が限界です。

無給・強制の業務蔓延、ピリピリ・嫌味・モラハラ…。

感情が限界です。

患者の前では笑顔、トイレの中では無表情。

やりがいが限界です。

感謝もお金もいいことしてる実感もない。

シフトが限界です。

感情も体力も、明けの朝には空っぽ。

リハビリの人たち、ADLって言えばなんでも通じると思ってない?

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病棟で働いていると、リハビリ職の人たちがよく使う“魔法の言葉”に気づきます。
それは――「ADL」。
日常生活動作の向上が大切なのは分かるけれど、なんでもかんでもADLの名のもとに正当化されると、こっちはモヤッとしますよね。
今回は看護師の立場から、リハビリ現場で見かけた“ADL万能説”にツッコミを入れていきます!

看護師は見た!リハビリ室の謎 その2

リハビリの人たちって、「ADL」って言葉、すっごい便利に使ってません?
なんかもう、ADLって言っとけば何でも正当化できると思ってない?って感じることが多くて。

もちろん私たち看護師だって、ADL(日常生活動作)の大事さは分かってますよ。分かってるけど!
なんでもかんでもADLのせい、ADLのためって言われると、ちょっと待ってってなるんです。

リハの単位取るための自分たちの都合も患者のADLに置き換え

例えば、ある日。
清拭をしようと思って患者さんの部屋に行ったら、
「今日はリハの関係で清拭しないでください。ADL低下のリスクあるので。」って言われたことがあって。

いや、ADL低下する前に皮膚状態がリスクですけど!?
リハの都合優先されて、私たちは清拭もできず、患者さんの肌はガビガビに。
それ、ADLどころかQOL下がってません?

押し切りたいときもADL

あとよくあるのが、「今日はベッドから降ろして食べさせてください。ADLのために」ってやつ。

うん、分かる。座位を保って食べるの、大事。
でもその人、昨日血圧70台でふらふらしてたんですよ!?
それでも「ADLのために」って言われると、何も言えなくなる不思議。

“ADL”って、免罪符ですか?

患者や家族に説明する時もADLを連呼

しかも患者さんの家族説明でも
「今はADLが少しずつ改善してます」「ADLレベルが1段階上がったので…」って、呪文のようにADL連呼。

患者家族はポカーン、私たちもモヤッ。
もうちょっと普通の言葉で説明してあげてよ…って思うんだけど、ADLを言い換える努力はゼロ。

リハビリカンファレンスでADLをさらに連呼

でも一番笑ったのが、リハビリカンファレンスで
「この方はADLが落ちてきていて、ADLを高めるADL的な関わりが必要です」
って言われたとき。

…え、それつまりADLってこと?
いや、もう何の話してるか分からんわ!
ADL連打で意味が崩壊してる!

もちろん、リハビリの人たちは患者さんのために真剣で、知識も技術も尊敬できるところはたくさんある。
だけど、あまりに「ADL万能説」が過ぎると、看護師的にはちょっとイラッとすることもあるんです。

ADLって言っとけば正解、みたいな空気にならないように、お互いちゃんと患者さん一人ひとりを見て話したいですね。

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