リハビリの人たち、評価してますって言うけど、それ何してるの?

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看護師は見た!リハビリ室の謎 その3
病棟で働いていると、いろんな患者さんが「リハビリ行ってきまーす」と連れて行かれる姿を見ます。
でも、たまにこう思いません?
「あれ…全然戻ってこなくない?」
で、迎えに行くと、リハビリ室の奥でなにやら笑い声。
「今、評価中なんです。もう少しかかりますね~」
って笑顔で言われるけど、どう見ても雑談中。しかも爆笑してる。
なんならその横で、もう一人の療法士がコーヒー片手に
「最近、あのラーメン屋行った?」なんて話してたりする。
それ、“評価”って名前のランチタイムですか?
もちろん、雑談もコミュニケーションの一部だし、患者さんの緊張をほぐすのに必要なのかもしれない。
でも、15分経っても戻ってこない、30分経っても“評価中”…、こっちはトイレ誘導のタイミングも逃してるんですけど!?
それで戻ってきたら、
「本日、評価しました」ってサラッとだけ言われるけど、
何を評価して、どこがどうだったのか、私たちには何も伝わらない。
え?評価ってもしかして、ただの“感じ”なんですか?
“今日の雰囲気はまあまあ良かった”みたいな?
サイキック能力で患者のADLを読み取ってるの?
しかも患者さんに「どんなリハだった?」って聞いても、
「楽しかったよ」「先生といっぱいしゃべった」
…それ、おしゃべりサロンじゃないですか?
そして極めつけは、評価の結果が電子カルテに一言。
「本日、評価施行。引き続き経過観察。」
いや、薄っっ!!引き続きっていつまで!?
もちろん、真面目に評価してる場面もあるし、急性期では細かくフィードバックくれる療法士さんもいます。
でも、回復期や慢性期では“評価”という名のブラックボックスになっていることも多くて、
看護師からすれば「で、結局今日のリハで何がわかったの?」と毎回モヤモヤ。
評価って言われると、こっちは何も言えなくなっちゃう。
でもその実態は、“評価(という名の休憩)”に見えることも少なくない。
リハビリ職の皆さん、お願いです。
せめて「今日はこんな様子でしたよ」と一言でもフィードバックくれたら、
私たち看護師も「それなら入浴後に下肢トレーニングの時間にしよう」とか、いろいろ連携できるんです。
評価、雑談、サボり、なんでもいい。
でも“評価”の仮面をかぶせるなら、ちょっとは私たちにも情報ください。